ドライケア
メリットは時間のない時に、最短で爪を整えてくれるのが魅力です。
デメリットは、固くなっている甘皮を押し上げるので、力が入りすぎて強く押し上げて、皮膚や爪に負担をかけ傷つけてしまう恐れがあるということです。
負担を少しでもなくすために全く水を使わないのではなく、固くなってしまったキューティクルを柔らかく取り除きやすくしてあげます。
ドライケアの後にイクステンションを行う場合は、持ちを良くするためにアルコール又はリムーバーを使用します。
全く水分を付けないよりも、キューティクルプッシュしやすくなります。
ここではアルコールを使用しますが、皮膚の弱い方はコットンステックやメタルプッシャーにお水を浸して行うことをお勧め致します。
無理にキューティクルを押し上げては皮膚を傷めてしまうので、焦らずに時間に余裕をもってケアをすることで、爪や皮膚への負担を最小限にすることができます。
ドライケアのやり方
ドライケアで使用するアイテム
- キューティクルニッパー
- ささくれや、キューティクル、ルースキューティクルをカットするのに使用します。
- メタルプッシャー
- メタル製のもので、キューティクル、ルースキューティクルを押し上げるのに使用します。
- 消毒用エタノール、コットン
- 手指や皮膚の殺菌消毒に使用します。
- ウッドステック
- コットンを巻き付けて甘皮の押しあげに使用します。
- キッチンペーパー
- ファイルダストや汚れをキャッチしてくれます。
- キューティクルオイル
- キューティクルを保湿するのに使用します。
ドライケアの手順方法
1.爪の長さを整えます。
エメリーボードを使用して、爪の長さを整えます。
2.エタノールを塗布します。
固くなっているキューティクルを押し上げやすいように、爪の表面にエタノールを塗布します。
スプレータイプのエタノールでも可能です。
エタノールは揮発性のため乾きが早く水分として残りにくいです。
3.メタルプッシャーでプッシュアップします。
メタルプッシャーを使用して、爪表面についているキューティクルとルースキューティクルを押し上げていきます。
4.角についたルースキューティクルをとります。
メタルプッシャーの反対側で、浮いているルースキューティクルを取り除きます。
メタルプッシャーの反対側は先端がとがっているので慎重に行いましょう。
5.キューティクルニッパーで整えます。
ニッパーを使用して、キューティクルやささくれをカットします。
キューティクルを無理やり引っ張らずに、根元部分から慎重にカットしましょう。
6.キューティクルオイルを塗布します。
ジェルなどイクステンションをしないときは、仕上げに爪元部分にキューティクルオイルを塗布し親指で全体になじませ保湿しましょう。