エンボスアートをする前に注意してほしいのは、アクリルパウダーを使うときに形をつくるため、アクリルリキッド(溶液)を使用します。
アクリルリキッドは臭いが強く揮発性があります。
そのため部屋に臭いが充満し、吸い込みすぎると酸欠状態になりめまいがしてとても危険です。
そうならないように、こまめに部屋の窓を開けるなどして換気には十分気を付けて行いましょう。
一度に沢山のアクリルリキッドの量を入れずに、少量ずつ使用しましょう。
エンボスアートに使用するアイテム
- アクリル筆
- アクリル専用の筆です。
- アクリルパウダー
- 3Dアート・エンボスアート・スカルプチュアを形成するときに使用するパウダーです。
- アクリルリキッド
- アクリル樹脂の液体でアクリルパウダーと混ぜ合わせるためのものです。
- ダッペンディシュ
- アクリルリキッドを入れる容器です。
- キッチンペーパー
- 吸収や清拭に用いる衛生的な紙です。アートをつくる際に筆ついたリキッドなどの拭き取りや、デスクの上を汚さないために使用します。
- カットしたキッチンペーパー
- 筆についた液体や汚れを拭き取る為に使用します。
- ペーパーパレット又は、カットしたアルミホイル
- 3Dアートやエンボスアートの形を作る時に使用します。
- 防水シート
- 液体の染み込みやダストをキャッチしてデスクに汚れが付くのを防いでくれます。
- ピンセット
- 金属や竹製のもので、ストーンやブリオン等細かなものをつまむために使用します。
- ブラシクリーナー
- ブラシをクリーニングするときに使用します。またリキッドに少量混ぜて硬化時間を遅くさせるためにも使用します。
今回使用するパウダーは右一番上のピンクと左上から4番目の薄緑です♪
※スカルプチュア等に使用する、ネイルフォームを剥がした後の紙も使用可能です。
こちらを使用する場合はネイルフォームの貼ってあったツルツルした方の面を使います!
あると便利な道具!
エンボスアートのやり方
テーブルのセッティング完了です。
右上の箱はゴミ箱です。
使用する物は取り出しやすいように配置しておくと作業がしやすいです!
パウダーは筆に取りやすいように、容器を持って机に軽くトントンとして平たくしておきます。
私は、ダッペンディッシュに入れるリキッドの量は筆が浸る程度にしています。
入れすぎると濁って汚れてくるのでなくなったらその都度、新しいものを足ています。
筆にとった液体の量を調節します。
それでは薔薇を作っていきます♪
1.下のバラの花びらを作ります。
ポイントはまず全体のバランスをみて、バラをのせる位置を決めます。
三角形を想像し、点となる3点の部分にミクスチュアを丸くのせていきます。
筆についたリキッドがパウダーに染み込みます。
すぐにつるんとするので置きます。
ミクスチュアを筆圧でへこませ広げます。
※ミクスチュアをとる量は個人のお好みで大丈夫です。
はなびらや葉っぱは、均等でも不揃いでも素敵な立体感が生まれます。
2枚目の花びらを作ります。
3枚目の花びらを作ります。
2.花びらの間にのせます。
はじめにとったミクスチュアよりも少なめにとります。
丸くつくった3つの花びらの間にのせます。
1と同じく中心部分を今度は縦にへこませます。
3.バラの中心にのせます。
小さなミクスチュアをとり、バラの中心にのせます。
丸くコロンとのせたら、真ん中に穴をあけます。
バラの出来上がりです。
作り方がマスター出来たら、バラの花びらを下が5枚、真ん中3枚にして増やす事で、ゴージャスになりますよ♪
4.バラの葉をつくります。
バラと爪又はチップのバランスを見て、花びらの間に葉をつくります。
花びらとやり方は一緒です!
真ん中は線を入れてあげると、葉っぱっぽくなります。
ストーンやラメなどを散りばめるとグンと華やかになります♪
エンボスアートはこんな感じです。
左手で写真を写していたのでアートが雑になっていたらすみません(;・人・)
もっと上手に頑張ります!
ここでもう一つ楽しめる技
今回使用したミラージュのアートリキッドは硬化が遅いので作ったパーツはスグには固まりません。
ピンセットを使用してシートから取り外します。
簡単に外れます。
時間がたってもまだふにゃふにゃです。
こんな感じで筆のキャップとかに、グルーで取り付けるととっても可愛くなりますよ(*´˘`*)♡
パウダーと液体の感覚は筆にとってみると、意外と難しいですよね。
何度も繰り返すことで、少しずつコツが掴めてくるので可愛いくて素敵なアートが出来るようにチャレンジしてみてください♪