自分でネイルを行うセルフネイルのスキルアップに必要な知識・手順・使用する道具について分かりやすく解説しています。

フローターで自爪をジェルで覆い補強するのに使用する道具と手順方法~

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フローターとは自爪(自爪の長さのみ)の上に

アクリリックジェルで爪を覆い補強することです。

二枚爪になりやすい方爪が薄く弱い方爪に凹みがある方におススメです。

また、ナチュラルネイルにカラーするよりもマニキュアの粘着がよく長持ちします。

リムーバーではアクリリックやジェルは落ちないので、繰り返しマニキュアを楽しむことが出来ます。

ジェルネイルに使用する道具

ジェルには
ハードジェル(強度と美しいツヤがありますが、溶剤でのオフが出来ないのでファイルを使用してオフします。)
ソフトジェル(違和感がなく柔らかいので自爪にフィットし、溶剤でのオフが可能です。)があります。

ここではソフトジェルタイプを使用します。
下記記載の1~5の道具は、爪の下準備に使用します。

⇒新しいおろしたてのファイルを使用する前にした方が良いこと

1.エメリーボード
180G自爪の長さを整えるときに使用します。

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2.ファイル
爪の長さ、形、表面を整える爪やすりです。
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※自爪に使用する場合は、エメリーボードと比べファイルが硬く厚みがあるので二枚爪の原因になります。薄い爪の方もいますので慎重に行いましょう。
3.スポンジバッファー
自爪や人工爪の表面を整えるのに使用します。

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4.ダストブラシ
ファイルで出たダストを払うためのブラシです。

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5.メタルプッシャー
メタル製のもので、甘皮を押し上げるためのものです。

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ジェル
ベースジェル・カラージェル・トップジェル
※ジェルを使用する前にスパチュラなどでよく撹拌(かくはん・かきまぜる)させておきます。筆タイプ(ポリッシュタイプ)のものは手のひらで転がすように撹拌します。

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ジェルネイルブラシ
ジェルネイル用の筆を使用します。

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ブラシホルダー
筆置きです。

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ジェルクリーナー又はジェルクレンザー
未硬化ジェルの拭き取りに使用する液体です。
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※拭き取りの際にクレンザーの量により、爪表面の曇りの原因になる場合があります。
スパチュラ
ジェルを混ぜたり、ホログラム、ストーンをのせる際に使用します。

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ワイプorコットン
未硬化ジェルを拭き取る際に使用します。

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ネイルシート又はキッチンペーパー

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ファイルダストや汚れをキャッチして、テーブルを汚さずにすむ安全なシートです。キッチンペーパーでも可能です。

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UVorLEDライト
ジェルを硬化させるものです。

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手順方法

1.爪の下準備

手指の消毒の後にプレパレーション(下準備)を行った後、ジェルを塗布していきます。

2.ベースジェルを塗布します。

筆の裏に付かないように少量のジェルをとり、手を裏返してしっかりエッジ部分をとめます。
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※エッジを塗ることで、爪先からのリフトを防ぎます。

続いて両サイドの皮膚に筆がふれないように
中央から慎重に塗ります。
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そのままキューティクルとコーナー付近(筆を寝かせず立てるようにして)に、厚みが出ないよう注意しながら塗ります。
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筆圧をかけないようにして筆を平行にして全体を塗り、皮膚にジェルが流れてしまった場合はウッドスティックなどで素早く取り除きます。
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3.硬化させます。

表面の塗りむらや凹凸がないかセルフレべリングの確認をしてライトにあて硬化させます。
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※各メーカーにより硬化の時間が事なりますので、よく確認して使用します。

4.カラ―又はトップジェルを塗布します。

このときカラ―をしたい場合はカラージェルを塗布し、カラ―を使用しない場合はトップジェルで仕上げます。

ここでは、カラージェルを塗布します。
ベースジェル同様にエッジ→左コーナー付近→右コーナー付近の順で塗布していきます。
キューティクル付近は、滑らかなハイポイントを意識しながら引いていきます。
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厚みや色を出したい場合はライトで硬化後、再度塗布します。
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※厚みがあると硬化熱を感じやすいので注意し、我慢せずにライトから手を出して再度硬化して下さい。

5.トップジェルを塗布します。

カラージェルを使用した場合は最後にトップジェルを塗布します。
ベースジェル・カラージェルと同じく少量のジェルを取り全体に塗布していきます。
エッジ部分もしっかりとめて完了です。
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