ジェルネイルに限らず、イクステンションを施した爪に対して気をつけることは、先端や根元部分のジェルが浮いているからといって無理に引っ張って剥がしてしまうのは絶対にしてはNGです!
セルフでオフをしようとして、メタルプッシャーやウッドステックまたはファイルを使用して、無理にジェルやスカルプチュアを剥がしてしまい、爪に負担をかけてしまい、悩んでいる方も少なくありません。
爪は三層の構造から形成されており、強力に張り付いているジェルなど、無理やり剥がしてしまうと弱っている一番上の層がジェルと一緒にくっついて剥がれてしまい、爪に大きなダメージを与えてしまいます。
浮いているのが気になるからと言って、無知識でオフをしてしまうのは、とても危険な行為なのです。
サロンでは安心安全を心がけているので、お客様一人一人の爪の状態をみて対応してくれます。
爪への負担も最小限に抑えてオフしていると思います。
どうしてもサロンに行く時間や費用がない、または個人的にサロンの人との相性が合わなかったりと、理由は様々あると思います。
どうしてもセルフでオフをしたいという方で、まず気を付けなければならないことは、必ず専用の溶液を使用して少しずつ慎重にオフしなければならないということです。
今はお洒落の一環としてネイルを愉しめますが、長く爪の状態を維持するためには爪への負担を減らすことが大切なこととなります。
ここではジェルネイルオフの方法を、ご説明させていただきますのでご参考にされてみてください。
それでは自爪の健康状態をキープしつつネイルを楽しみましょう(●´▽`●).*。・
ジェルネイルオフに使用するアイテム
- ファイル150~180G
- 爪の表面や、長さや形を整えます。
- スポンジファイル
- 爪表面の凹凸を滑らかにします。
- メタルプッシャー
- メタル製のもので、キューティクルやルースキューティクルを押し上げます。
ここでは、浮いたジェルを取り除くのに使用します。 - ジェルリムーバー
- ジェル専用のリムーバーです。
ジェルを溶かし落とします。 - アルミホイル
- ご家庭で使用されているアルミホイルでも可能です。指に巻いて使用します。
- コットン
- 綿製のもので、リムーバーを含ませ使用します。
- 鍋つかみ用の厚手の手袋または、タオル
- 冷たくなった爪先を温めて、アセトンを浸透させやすくするために使用します。
- キューティクルオイル
- キューティクルを保湿するのに使用します。
指に巻けるほどの大きさにカットしておきます。8cm×8cm位です。
爪のサイズくらいの大きさにカットしておきます。
あるともっと便利なもの!
オフした後に再度イクステンションをしないときは、キューティクルオイルで保湿することをお勧めします。
ジェルネイルオフの手順方法
1.爪表面をファイルします。
粗目のファイルを使用して、自爪を傷つけないように力を加えず軽めにサンディングしていきます。
表面に傷をつけることで、溶液を浸み込ませやすくします。
ジェルの厚みがなく、薄爪の方はスポンジファイルをおススメします。
2.アルミホイルを巻きます。
カットしたアルミホイルの上に、オフする指先をのせます。
3.コットンを爪の上にのせます。
爪幅にカットしたコットンにジェルリムーバーを含ませたら、爪の上にコットンをのせます。
4.アルミホイルを巻きます。
アルミホイルが指から外れないように巻きつけます。
※全ての指にアルミホイルを巻き付けます。
まず、半分に折ります。
次に、右側を折ります。
最後は左側を折ります。
外れないように上の方をキュッと優しく締めます。
※指先が冷えやすい方は、ミトンの鍋つかみ又はタオルで手を包みます。
そうすることで少しでも早くジェルを溶かすことができます。
ここでは私のお友達のハンドちゃんの指が、アセトンで溶けてしまわないかと心配なので(;´Д`A)
1度外して、別でチップのみ包んでいます。
5.ジェルの浮きを確認し落とします。
10~15分経過したらアルミホイルを開きます。
ジェルがしわっと浮いていたらメタルプッシャーで優しく取り除きます。
無理に落とさず、取れないときは再度アルミを巻いて待ちましょう。
その間に、次の指のアルミホイルを外して、ジェルを取り除きます。
※指のジェルを1本づつ取り除きます。
6.スポンジファイルで整えます。
全体的に取り除いたら、スポンジバッファーで残りのジェルを優しくファイルします。
表面を整えたら終了です。
全体をみて表面にジェルの取り残しがないかの確認をします。
チップが少し溶けてしまいましたが、ここではチップを使用していますが本来は自爪に行います。
アセトンがいかに爪や皮膚に負担をかけているのかとてもよくわかりますよね。
綺麗に落とすことができたら自爪の健康状態をキープするために、キューティクルオイルなどを使用して、自爪に栄養を与えましょう。
イクステンションを少しでも長く持たせて、皮膚に与える負担を減らしていきたいですね.*。・