ネイルラップとは爪が薄くなっていたり、凹凸や傷のあるときに
ラップ材を使用して補強することを言います。
天然繊維のシルクラップと化学繊維のグラスファイバーを使用します。
爪に違和感がなく、とてもナチュラルで美しい仕上がりです。
レジン(グラスファイバー)編
レジン(グラスファイバー)に使用するアイテム
- レジン
- ネイル用の接着剤
- アクティベーター
- レジンを早く乾かす硬化促進剤
- グラスファイバー（裏面がシールタイプのもの）
- 化学繊維のもので割れた爪の補修や強度を増すために使用します。
- シザー
- ネイル用のはさみです。
- ツイザー
- ネイル用のピンセットです。
- オレンジウッドスティック
- コットンを巻き付けて甘皮の押しあげや、カラーリング等の修正に使用します。
- ファイル
- 150～180Gのもので人工爪の長さや形を整え、オフ前の表面の削りにも使用します。
- バッファー
- 爪表面の凹凸を滑らかに整えます。
- ビニール
- 四角くカットした薄いビニールで、ラップを定着させるのに使用します。
- ダストブラシ
- ファイルで出たダストを払うブラシです。
- シャインバッファー
- 爪の表面をピカピカに磨くものです。
- ガーゼまたはタオル
- 爪表面の汚れを取り除くのに使用します。
手順方法
１．グラスファイバーを爪の幅に合わせます。
グラスファイバーを爪の幅に合わせてシザーでカットします。
四角に切った一辺の両角を少し切ります。
このときサイドの幅も、もう一度確認してカットします。
※角を落とすことで、ネイルプレートからのはみ出しや剥がれを防ぎます。
２．切った方をキューティクル側に貼ります。
グラスファイバーが直接手に触れてしまうと接着が弱くなるので、ピンセットを使用して触れないように注意しましょう。
ネイルプレートのサイドラインに合わせ、ストレスポイントをカバーするようにして貼ります。
もう一方のサイドラインもシワにならないように貼ります。
先端部分のシルクは2～3mm余るくらいにシザーでカットします。
３．ビニールでグラスファイバーを圧着します。
ビニールを使ってネイルプレートとラップ材（グラスファイバー）の
空気を抜くようにして圧着させます。
※このときもグラスファイバーを手で触らないようにします。
４．レジンを塗ります。
グラスファイバーから、はみださないようにレジンを塗ります。
５．アクティベーターをプッシュします。
レジンの硬化を促進させるため、アクティベータ(スプレー又はブラシタイプ)を、1～2度プッシュします。
６．グラスファイバーを取り除きます。
ファイルで余分に出た、先端のグラスファイバーを取り除きます。
７．レジンを塗布します。
その上から再度レジンを塗り、アクティベーターをプッシュします。
ウッドスティックで爪表面をトントンとして
レジンが固まったのを確認したらファイルで形を整えます。
※ファイルのグリッド数を細かくしていくことで綺麗な仕上がりとなります。
８．表面を整えます。
バッファーで表面をなめらかにしダストブラシでダストオフします。
シャインバッファーで表面を磨き、ガーゼでファイルダストを綺麗に取り除いて終了です。
