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浮いてきた人工爪のお直しの仕方~フィルインに使用するアイテム・手順方法~

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フィルインとはジェルネイルやスカルプチュアネイル(人工爪)を施した際、一定の期間により浮いてきたり自爪が新しく伸びてきた部分の段差を、ジェルやアクリルで埋めてなくすことをいい、つけ爪のお直しの事を言います。

ジェルネイルのフィルインで使用するアイテム

⇒新しいおろしたてのファイルを使用する前にした方が良いこと

エメリーボード
自爪の長さを整えるときに使用します。

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ファイル
爪の長さ、形、表面を整える爪やすりです。

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自爪に使用する場合はエメリーボードと比べ
ファイルが硬く厚みがあるので二枚爪の原因になります。
薄い爪の方もいますので慎重に行いましょう。

スポンジバッファー
自爪や人工爪の表面を整えるのに使用します。

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ダストブラシ
ファイルで出たダストを払うブラシです。

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セラミックプッシャー
甘皮を押し上げ、サンディングも出来る優れものです。

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メタルプッシャーでも可能です。
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キューティクルニッパー
ルースキューティクルやささくれをカットします。

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プレプライマ―
イクステンションの持ちを良くし、水分・油分・汚れの除去をします。

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ジェル
ベースジェル・カラージェル・トップジェル

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※ジェルを使用する前にスパチュラなどでよく撹拌(かくはん・かきまぜる)させておきます。
筆タイプ(ポリッシュタイプ)のものは手のひらで転がすように撹拌します。

ジェルネイルブラシ
ジェルネイル用の筆を使用します。

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ブラシホルダー
筆置きです。

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ジェルクリーナー又はジェルクレンザー
未硬化ジェルの拭き取りに使用する液体です。

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※拭き取りの際にクレンザーの量により、爪表面の曇りの原因になる場合があります。

スパチュラ
ジェルを混ぜたり、ホログラム・ストーンを取る際に使用します。

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ワイプorコットン
未硬化ジェルの拭き取りに使用します。

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ネイル用防水シート
スカルプチュア、ジェルネイルの際に溶剤をこぼしても
テーブルを汚さずにすむ安全なシートです。キッチンペーパーでも可能です。

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UVorLEDライト
ジェルを硬化させるものです。

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フィルインの手順方法

1.表面の段差をファイルします。

伸びてきた部分と段差を滑らかなフォルムになるようにファイルします。
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全体も軽くサンディングします。
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2.キューティクルを押し上げます。

新しく伸びてきた爪の根元部分のキューティクルを押し上げ、余分に出た甘皮や爪周囲のささくれをニッパーでカットします。
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3.ダストオフします。

全体が整ったらダストブラシで、ネイルウォールに入り込んだダストや、表面についたダストと汚れをしっかり取り除きましょう。

4.ジェルを塗布します。

プレプライマ―で油分と水分を除去した後、ジェルを塗布していきます。
このときクリアで仕上げている場合は、トップジェルを塗布し完全に硬化させて仕上げます。
ここではカラージェルですので、ベースジェルをはじめに全体に塗布します。
全体のフォルムを確認した後、硬化させます。
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5.カラージェルを塗布します。

ベースジェルと同じく全体的に塗布し、段差やハイポイントなどの確認をして硬化させます。
全体の厚みや色をみて足りない場合は、再度塗布し硬化します。
※2度塗りすることでバランスよく仕上がります。
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6.トップジェルを塗布します。

キューティクル全体に際から爪先まで塗布します。
長持ちさせるため、エッジ部分もしっかりとめて仕上げます。
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全体的に滑らかな仕上がりになっています。
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