自分でネイルを行うセルフネイルのスキルアップに必要な知識・手順・使用する道具について分かりやすく解説しています。

ジェルネイルネイルの内容・使用するアイテム・手順方法

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ジェルネイル

UVライトまたはLEDライトをあてて硬化することのできる人工爪です。
ジェルにはセルフレべリング(自己水平)という塗った後、数秒すると表面の凸凹が滑らかに整う性質を持っています。
表面がなじんだ後、ライトに当て硬化させます。
セルフレべリングをマスターすることで、筆跡が残らずに艶のあるジェルに仕上がります。

ジェルにはソフトジェル(ソークオフジェル)ハードジェルがあります。
もう一つソークオフジェルとハードジェルの中間のセミハードジェルがあります。

ハードジェル

以前からあるもので、透明感と強度に優れています。
スカルプチュアと同様、長さだしや丸みが出せます。
リームーバーでオフができないので、ネイルマシーンやファイルを使用してオフします。
こちらはジェルスカルプ(フォームを使用して長さを出す方法)や、チップ&オーバーレイ(チップをつけた後ジェルで覆う方法)に最適です。

ソークオフジェル(ソフトジェル)

軽く柔らかいのが特徴です。
水仕事の多い方には浮きやすく長さだしは自爪から0.3mmほどしかだせませないのが難点ですが、専用のリムーバーでジェルを溶かしオフすることが出来るので、初心者の方には扱いやすいと思われます。
スカルプに比べ手間のかからないことが人気です。
フォームを使わず自爪に直接形成していくので、爪への負担も少なくすみます。
爪が弱く二枚爪になりやすい方や欠けやすい方にもおススメのネイルです。

セミハードジェル

メーカーにより異なりますが0.5mmの長さがだしが可能となります。
こちらも専用のリムーバーまたはアセトンでのオフが可能ですが落ちにくいのが難点となります。
オフの時は溶剤を浸透させるためジェルが薄くなるまで表面を削りますが、このとき自爪を削らないように注意しましょう。
ある程度の強度と粘度があり流れにくいのでセルフレべリングしやすく仕上がりが綺麗です。
※メーカーにより異なるものもあります。

使用するアイテム

★使用するアイテム画像

ファイル(150~180G)
人工爪の長さや形を整え、オフする前の表面の削りにも使用します。
ウォッシャブルファイルは洗浄することが可能でが、エメリーボードと比べファイルが硬く厚みがあるのが特徴で、通常自爪には負担がかかり二枚爪の原因になるので使用しません。
イクステンションをする際の下準備で爪表面の接着をよくする為に使用します。
薄爪の方もいますので慎重にファイルしましょう。
エメリーボード
自爪専用のファイルで、長さや形を整えるときに使用します。
⇒新しいおろしたてのファイルを使用する前にした方が良いこと
キューティクルニッパー
甘皮やささくれをカットします。
ダストブラシ
ファイルで出たダストを払うブラシです。
メタルプッシャー
メタル製で甘皮を押し上げるためのものです。
ハード・ソフトジェル
爪の長さによりタイプが変わります。
ジェルネイルブラシ
ジェル用の筆を使用します。
ブラシホルダー
筆置きです。
ジェルクリーナー
未硬化ジェルの拭き取りに使用する液体です。
※拭き取りの際にクレンザーの量により、爪表面の曇りの原因になる場合があります。
シザー
ネイル用のハサミでシルク、グラスファイバー、フォームなどをカットするのに使用します。
Cカーブステック(ピンチ棒)
美しいCカーブを作るための丸い筒の棒です。
スパチュラ
ジェルを混ぜたり、ホログラムやストーンをのせたりするときに使用します。
フォーム
スカルプの際に爪を形成する土台となるシールです。
ワイプ
未硬化ジェルを拭き取る際に使用します。
ネイル用シート
キッチンペーパーでも可能です。
UVorLEDライト
ジェルを硬化させるものです。

使用するアイテムが沢山あるので全てを一つ一つ揃えるのは大変ですよね。
ジェルネイルキットというものが販売されてますので、まずはそちらを試されてみるのもいいと思います.*。・

ジェルネイル手順方法

1.爪の下準備をします。

★画像

初めに手指の消毒をしてプレパレーション(下準備)を行います。
プレパレーションをした後、フォームを装着します。
あらかじめフォームを少し細くしておく事できれいな仕上がりになります。
※爪の幅よりもどうしてもフォームが広がってしまうときはストレスポイントの下の部分を気持ち凹ませるといいです。
ライトはメーカにより硬化時間が異なりますので、記載されている内容をよく確認してから作業に入りましょう。
爪の状態やジェルの厚みにより、爪が熱くなる場合がありますので、そのときは一度ライトから出して熱が冷めた後にライトに入れ硬化しましょう。
自爪が薄くなっているととても熱いので、その場合は少し時間がかかりますが薄めに塗って形成していくことをおススメします。

2.土台をつくります。

★画像

1コート目をキューティクルの手前あたりに塗布します。
先端部分はジグザグな感じで塗布していきます。
フォームを外すときに一緒にジェルが外れてしまわないように自爪との段差をしっかり埋めましょう。
ライトにあて硬化させた後、サイド部分のジェルとフォームの隙間にウッドスティックを入れ、慎重にフォームを外します。はみ出たジェルはニッパーなどでカットしましょう。

3.爪全体に塗ります。

★画像

2コート目をキューティクル少し手前から先端まで塗布します。
このときジェルが皮膚に付かないように慎重に行いましょう。

4.ハイポイントをつくる。

★画像

キューティクルから先端に向かい筆先を利用してジェルを移動していきます。
高さを出す時も筆の先を使ってジェルを上へあげます。

5.形を整え仕上げます。

★画像

ジェルはセルフレべリングが出来ますので。
その力を利用して指をひっくり返し表面に自然な丸みをつくります。
仕上げはライトで完全硬化させます。
 ※皮膚に筆が触れサイドウォールやキューティクルにジェルが流れた場合は、すぐにスティックでジェルを取り除き、指を裏に向けるとセルフレべリングで表面のよれを防ぐ事が出来ます。

6.ピンチを入れます。

★画像

ピンチを入れたら、表面の拭き取りをして終了です。
爪先の裏もベタついてますのでしっかり拭きます。
※ピンチを入れなくてすむ方法は、初めのフォーム装着のコツを掴んでおくときれいなCカーブをつくることができます♪

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