ミクスチュアは
アクリルパウダー(粉)とアクリルリキッド(液体)を混ぜ合わせた(合体した)ものです。
筆にアクリルリキッドを染み込ませてアクリルパウダー取ったものを
ミクスチュア(ボール)と呼びます。
人工爪(スカルプチュア)や3Dアートをつくることが出来ます。
ミクスチュアに使用するアイテム
- アクリルパウダー
- アクリル樹脂の粉でスカルプチュアをつくります。
ポリマーとも呼ばれ、アクリルリキッドと混ぜ合わせてミクスチュア(ボール)をつくります。 - アクリルリキッド
- アクリル樹脂の液体でスカルプチュアをつくります。
モノマーとも呼ばれ、アクリルパウダーと混ぜミクスチュアをつくります。 - ダッペンディッシュ
- アクリルリキッドを入れる容器です。
- アクリルブラシ
- アクリリック専用のブラシです。
- キッチンペーパー
- 厚手のペーパーですとより吸収性があるので使いやすいです。
- 防水シート
- リキッドがこぼれたときにテーブルが溶ける可能性があるので、キッチンペーパーの下に敷いておくと溶液が漏れず机が汚れないので安心です。
ミクスチュアの取り方
ミクスチュアを取る注意点として、各メーカーにより硬化時間やミクスチュアの取れ方が違います。
室内の湿度・温度により硬化速度も変化するので色々なメーカーの特徴を理解しなければなりません。
爪の幅により取る量も変わってくるので、アクリルリキッドとパウダーのとる量を把握できるように、何度か練習をして上手に取れるように感覚を掴むことが大切です。
まずはアルミホイルを使用して上手にとれるようにしましょう♪
1.使用するパウダーを混ぜておきます。
パウダーを使用する前にウッドステック又はスパチュラを使用して、中に湿気などがたまっているので取りやすくする為によくかき混ぜておきます。
混ぜた後は容器にトントンと振動を与えて、表面を平らに整えておきます。
2.筆にリキッドを含ませます。
筆をしっかりとリキッドに浸してよくしごきます。
筆の裏側を容器に押し付けて、筆に染み込んだリキッドをグッとはらいます。
そうすることで筆の裏側のリキッドがなくなり、手前の先にリキッドが含まれている状態になります。
3.パウダーを取ります。
筆先に溜まったリキッド部分にパウダーを押しつけるようにして取ります。
筆を少し寝かせるようにしてぐっぐっと数回に分けて取ります。
取ると最初はイガイガした感じになっていますが、少し経つと滑らかになじみます。
ミクスチュアのNGな取り方
リキッドが少なく乾いたドライな状態。
リキッドとパウダーの配合により起こります。
筆に含まれているリキッドが少なすぎると粉っぽい状態になり、いつまで経ってもなじまずこの状態で爪を形成すると持ちが悪くリフトしやすくなります。
リキッドが多く湿り過ぎた状態。
筆に含んだリキッドが多すぎて、パウダーが少ない状態で爪の形成をすると、サイドから垂れてしまい形成するのに時間もかかり強度も弱まってリフトの原因となります。
リキッドとパウダーの配合が正しくとれると、筆先にプルンと丸いボールが出来るようになります。
フォームの上に乗せ四角く均一に形成できるように練習すると、形が作りやすくなります。